こんにちは、ガルゾウです。
今回は、僕がソロキャンプ用に購入したオイルランタン「フェアーハンドランタン(FEUERHAND LANTERN)」のレビューをしていきます。
・どんなランタンかよく分からない
・購入を迷っている
・リアルな使い勝手を知りたい
こういった方に参考になれば幸いです。
ではさっそく見ていきましょう。
あ〜キャンプしたいって、ずっと思ってたけど結局この歳までやれなかったな〜
ランタンとかオシャレで良いな〜
今からでも全然始められますよキャンプ!
最近は安価なギアも揃ってるんで低予算でキャンプできる時代です。
今回のランタンも比較的安価なんで見ていってくださ〜い
もくじ
フェアーハンドランタン(FEUERHAND LANTERN)とは?
話によると100年も前から今のデザインと基本的に変わらない状態で作られ続けているドイツのランタンメーカー「FEUERHAND社」の代表的なオイル(灯油)ランタンです。
シンプルなボディでコンパクト
風や雨などにも強い(もちろん真冬でも使用可)
現代においても完璧な性能を有しているランタン。
用途は、キャンプを始め
航海・軍用・南極調査/北極調査などにも使われてきた歴史があります。
そして昨今、未曾有の災害が発生しライフライン(電気)切断時の緊急用途にも良いと注目を浴びはじめているんです。
気になるお値段は2020年4月現在
消費税・送料込みで¥3,616(Amazon参考)
意外と、や‥安い!
正直、初めての購入者に限り「おすすめ」はしないです その理由を解説【初心者は買ったらダメぜったい】
僕はフェアーハンドのランタンを最初に買ってしまいました。
正直、後悔しまくっています!これはマジで。
初めてオイルランタンを購入される方は特に訊いてほしいのですが、
最初は、別のメーカーやブランドのランタンを試したが良いと思います。
絶対そうしたがいい!
いろいろ試して経験を得たがいい!
なぜなら
フェアーハンドランタンは購入しちゃうと
「完璧すぎるランタン」ということを知ってしまうからです!!
もうね
もう‥
他のに手を出せないですよ
今更・・
完成度高すぎて笑
愛おしすぎて笑
他のを買えません
買ったところでキャンプにはフェアーハンドしか持っていきません
たぶん‥
その理由なんかを述べていきたいと思います。
最強ランタンの良いところ5つ
僕はこのランタンを愛しています、、いや恋に近いかな(どうでもいい)
どういったところが良いのかを紹介していきます。
①見た目は無骨だけど‥どんな状況でも頼れるヤツ
ランタンは基本野外で使うモノですから風なんかは常に風速1m〜2m吹いてるわけです。
急な天候変化で、突風は吹くわ・雨は降るわと、天候にもモロに左右されるわけですが、なんとハリケーン(風速80m)でも炎は消えずに燃焼するそうです。
これは炎が消えないよう考え抜かれた特殊な構造によるものなんです。
(上下に伸びた2つの空気パイプにより、空気の供給が一定になるよう作られている)
また耐熱ガラスも頑丈で、過酷な環境でも耐えられる作りになってるそうです。
②軍用として使われてきた実績
軍用に使われてきた歴史があり、これまで極地遠征、航海用、ドイツをはじめスイス、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク各国の軍用としても納入され続けています。
信頼性は十分といえるでしょう。
1902年の創業以来、一世紀以上に渡り2億台以上のランタンを作り続けているそうですよ。
③ポップなカラーバリエーションでインテリアとしても◎
ミリタリー調の渋いカラーや、女性も欲しくなるようなポップなカラーを多彩に取り揃えている点も人気の理由ではないでしょうか。
自分の好みを見つけて、キャンプに行かない日でも自宅に置いとくだけで映えるインテリアとしても活躍ができます。
ちなみに、僕がおすすめするカラーは「シルバー」です。
理由は、一番価格が安く、長く使い続けてエージングを楽しみたいからと考えたからです。
色選びに迷ったら「シルバー」を選びましょう!
④燃費が良い
いやここ割と重要です。
キャンプなんかに行くと、できるだけ荷物を厳選して持っていかなければなりません。
たったの1泊キャンプだと、オイルや灯油など燃料を別で持っていくのは愚かなことです。
このフェアーハンドランタンは燃焼効率がかなり良く、満タン状態で約20時間は点灯してくれます。
僕が実際に8分目くらいのオイルを入れて使用した結果ですが、冬の17:30から点灯開始して翌朝の7:00まで普通に点灯してくれていました。(約14時間)
で、まだ結構燃料は残っていました。
しかし気をつけたいのは、満タンまでオイルを入れすぎない事です。
ちょっぴり給油口からオイルが染み出してくる恐れがありますので注意ください。
⑤点灯方法が鬼シンプルで初心者でも安心
点灯の手順が超カンタン!
1.耐熱ガラスを上に上げる
2.ウィック(芯)に火を灯す
3.耐熱ガラスを元に戻す
はい点灯完了!これだけです。
とてもカンタンですね。
点灯シーンの画像を貼り付けておきますね。
耐熱ガラスを上に上げる
左側のレバーを下に下げると耐熱ガラスが上に上がります。
ウィック(芯)に火を灯す
チャッカマンなどで点火します。
火が付いたら耐熱ガラスを元に戻す
レバーを元の位置に戻します。
最後は火力の調整
炎の高さは約1.5cm〜2cmあたりで燃えるように右側のウィック調整つまみを回転させ調整する。
フェアーハンドランタンの悪いところ4つ
どんだけ愛してんだよってくらいフェアーハンドには愛着があるわけですが、もちろんデメリットや悪い部分があるわけです。
そこらへんを正直に挙げていきますね。
- 明るさは「暗い」
- 着火が面倒
- 荷物になる・かさばる
- 密室では使えない(一酸化炭素中毒の恐れ)
カンタンに解説していきます。
1.明るさは「暗い」
今は2020年ですから、世の中はかなり進歩しちゃってて、LEDランタンやガソリンランタンなど「ビカビカ」に光るグッズはもちろんあるわけですが
フェアーハンドランタンはクッソ暗いです。
ランタンの炎はキレイな平べったい炎でロウソクよりは明るいな〜くらいの灯し方なんです。
これ一台だけだと、もしかしたら不便に思われるときがあるかもしれません。
でもね、雰囲気がバリバリ出ます!
これがなきゃキャンプじゃねえ!ってくらい必要なアイテムになってくること間違いなしです!
(悪いところの紹介なのに良いところの紹介になってないか‥?)
次〜!
2.着火が面倒
はい、実際LEDランタンと比べちゃうのは違うと思うんですが‥
フェアーハンドランタンはボタン1つで点灯しませんモチロン。
わざわざライターなんかで芯の部分に着火する必要があります。
ここらへんを面倒だと思っちゃう人はフェアーハンドはおすすめ出来ません。
あくまで雰囲気作りのツールだと割り切って使っていきましょう。
3.荷物になる・かさばる
僕は一応ソロキャンパーの端くれです。
ソロキャンっていかに道具を厳選して、荷物をコンパクトにできるかが鍵となってきますが、フェアーハンドランタンは縦25cm×横15cmあります。
そんで、コンパクトにはぜったい出来ない仕様になっています。
荷物が毎回多くなる人は、フェアーハンドを購入しても持っていく厳選道具の中からいち早く外れる恐れがあります。
ここは注意が必要です。
が、しかし安心してください。
使い続けるとこのランタンの順位が自然と上がってきます。
多分、キャンプにはマストなアイテムになること間違いなしです。
4.密室では使えない(一酸化炭素中毒の恐れ)
点灯時は、オイルを燃焼させながら使用するため、締め切ったテントや部屋の中では絶対に使い続けるのは危険です。
気づかぬうちに一酸化炭素中毒になってしまい命の危険もあります。
また、炎を出して高温になるため、テント内で発火したりすると、これもまた大変危険な状態になること間違い無しです。
火の取り扱いには十分注意が必要ですね。
【まとめ】いちどフェアーハンドランタンを持って出かけてみましょう!
良いところ悪いところ、それぞれ述べてきましたが、何の道具でも「不満もなく完璧な道具!」なんてのは絶対に存在しません。
フェアーハンドランタンはアナログでマニュアルチックで確かに色々面倒です。
しかしキャンプ自体が面倒なことを楽しむって言うアクティビティでもあるわけですから、ランタンの面倒臭さなんて全く問題にならないくらいでしょう(^^)
まだ持ってなくて、是非使ってみたいって人はチャレンジしてみてください。
きっと裏切られると思います、、、、良い意味でね。
ではまた★
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